福岡市六本松の循環器内科・内科

お知らせ

梅雨時期の体調不良にご注意を!

6月に入り、雨の日が続く季節になりました。湿気が多く、気温の変化も激しいこの時期は、体調を崩しやすくなる方が増えてきます。
なんとなく体が重い、疲れがとれない、頭がボーッとする…そんな症状、ありませんか?

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◆ なぜ梅雨に体調を崩しやすいの?

  • 気圧の変化で自律神経が乱れ、だるさや頭痛、血圧の変動が起こりやすい
  • 湿度が高いと汗の蒸発がうまくいかず、体内に熱がこもりやすい
  • 日照時間が減ることで、気分が落ち込みやすくなることもあります(いわゆる“季節性うつ”の一種です)

こうした要因が重なることで、「梅雨バテ」とも呼ばれる体調不良が起こりやすくなります。特に高血圧や心疾患のある方は、気圧の変化による血圧の上下に注意が必要です。

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🌿気をつけたい体のサイン

✅ 朝から疲れが抜けない
✅ 食欲がない、または胃がもたれる
✅ 足や手がむくみやすい
✅ 頭痛やめまいが起こる
✅ 以前より血圧が不安定になってきた

こうした症状が続く場合は、無理をせず、早めに体を休めること、また必要であれば受診をおすすめします。

梅雨を元気に過ごすための3つのポイント

① 「塩分控えめ」でむくみ&血圧ケア

 蒸し暑いとついつい冷たい麺類や味の濃い食事に偏りがちですが、塩分のとりすぎはむくみや血圧上昇の原因になります。

 また梅雨時期は歩数などが減り、脚の血液循環が悪くなりがちです。これもむくみの原因になります。

② 「こまめな水分補給」で巡りをサポート

 湿度が高くても、体の中では水分が不足しがち。のどが渇く前に、少量ずつ水を飲むようにしましょう。

③ 「軽い運動やストレッチ」で自律神経を整える

 家の中でできるストレッチや体操でもOK。体を動かすことで気分転換にもなり、血流もよくなります。

気象の変化は避けられませんが、体調はちょっとした工夫で改善することができます。「いつもと違うな」と感じたら、どうぞお気軽にご相談ください。

島松循環器内科クリニック